なぎの木の取り組み

なぎの木では、施設内通貨「なぎ」を使った様々な取り組みをしています。
施設内通貨を導入しているデイサービスなどは、今は珍しくはありません。
その中でも、なぎの木が他の施設と違うポイントをご紹介します！

まず一つ目が、職人で稼ぐ!です😎✨️

他の施設では、仕事や訓練で稼ぐことがほとんどです。もちろん、なぎの木でもその方法で稼ぐことも可能です。
なぎの木ではそれに加えて、職人という役職があります。
職人は、材料を使い、自分の得意を活かした商品を作り、それを販売します。材料は、なぎを使い購入することが出来ます。

材料購入（なぎを使う）→商品を作る→商品を売る（なぎの獲得）
この一連の流れは、私たちの消費の流れと同じものとなり、利用者に擬似的な社会参加の体験となっています。
✨️ビーズの作品たち✨️




２つ目は、体験やイベントでなぎを使う!😎✨️

商品の購入だけでなく、なぎの木では体験を買うことも可能です！
商品の購入だけでは、欲しいものがない…などの理由でなぎの使い道が減ってしまい、結果なぎを稼ぐ意欲も減ってしまいます。
そうならないためにも、なぎの木では積極的にイベント時などに、なぎを使う体験を提供しています。
（例：夏祭り、アロマテラピー、家族会など）

自分のためだけではなく、家族や他の人に何かをしたいという思いが、本人の意欲へ繋り、そして社会の1人である意識を持たせます。






✨️まとめ✨️
ご利用者様は、”仕事訓練”や”買物訓練”などを疑似通貨で楽しみながら取り組むことで認知や身体機能の向上をしています。
※※※※仕事をして報酬対価をもらう※※※※
①自分で作ったものが他者から評価され金額となって帰ってくる達成感があります。
②手指や体を動かし仕事をすることでADL向上などが見込めます。
③家族に日頃の感謝を伝えるためにプレゼントを購入して帰ることもできます。